皆様、おはようございます。名古屋格安会議室のフジコミュニティセンターです。
昨日、家に帰ると折りたたみ傘が買ってありました。
「今日雨が降るかもしれないから」と買ってきてくれた妻に感謝感謝です。
が、私がワクワクして調べたあの折たたみ傘達は日の目を見ることはなくなったわけです・・・残念。

さて、毎度毎度の息子の話ですが、夜暗くなってくると
「おばけが出るから怖い」と言うようになりました。
「大丈夫、父ちゃんが倒してやるからな！」と言うのですが、実際おばけがいたら私だって怖いです。
どうやって倒すかは考えておかなくてはなりませんね。
物理攻撃が不可能だとしたら、倒し方は・・・清め塩！？

とはいえ、この「おばけが出る」ということを証明することはできるでしょうか？
実際にいないものを証明することは難しいですよね。
これを逆手にとり、「いない」と証明することができないのなら、それは「いる」ことの証だという屁理屈を【悪魔の証明】といいます。
ちなみにWikipediaを見ると、所属権帰属の証明の困難性を比喩的に表現した言葉とあります。
ますます意味が分かりませんね（笑）

使用例
A：おばけは存在しますか？
B：いません。
A：では、おばけがいないこと証拠を見せてみろ！
B：・・・。
A：おばけがいないという証拠がないのであれば、おばけは存在するってことですね！

今後、ありもしないことを証明しろといわれたら、それは悪魔の証明だよと言ってやりましょう。
ただ、息子に聞かれたらどう答えるか・・悩ましい問題です。

悪魔の証明で例として挙げられるのが「世界5分前創造説」（もしくは世界5分前仮説）です。
これは哲学者のバートランド・ラッセルが提唱した考え方です。
【世界は5分前に、全く実在しない過去を想起する全住民とともに突然存在し始めた】という仮説です。
私的に解釈すると、世界は5分前に過去と思われるものの記憶を持って突然生まれたとなります。

続き【論理的な不可能性がなく、異なったときに起こる出来事の間には論理的に必然的な結合はない。ゆえに今起こっている、あるいは未来に起こるであろういかなることも、世界が5分前に始まったという仮説を反証することはできない。】
私的に解釈すると、現在・過去・未来の出来事があくまで論理的な思考において必ず一連の繋がりがあるとはいえない。
つまり論理的に繋がりがあると言えない以上、世界が5分前の記憶をもった状態で生まれたということを否定することができないとなります。

すごい大胆にいうと、「神様がほんの少し前の記憶を脳（海馬）に詰め込んで人を作った」つまり、記憶も神様の創造物と考えるならば「世界5分前仮説」は5分前の記憶を持たせられて生まれてきたと言えるかもしれないわけです。

哲学的な考え方なので、人それぞれの意見があると思います。
時間があるときのお遊びとして、頭の体操程度に考えてみたら面白いかもしれませんね。

それでは、今日も1日頑張りましょう！
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