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住宅ローン

皆様、おはようございます。名古屋格安会議室のフジコミュニティセンターです。
本日のニュースにヤマダ電機が金融事業(住宅ローン・リフォームローン)に参入へという記事がありました。
完全子会社の金融会社で住宅ローンやリフォームローンを販売し、住宅関連に関わるサービスをヤマダ電機グループで完結させて、将来の収益の柱にしたい模様です。
グループ会社を使ったワンストップサービスですね。

ワンストップサービスは顧客の立場から考えると利便性が高いです。
例えば、税理士事務所を考えてみますと、社会保険労務士や司法書士、弁護士、行政書士などと連携しており、税理士事務所に相談すると「この内容だと司法書士の分野なので紹介します」と話がトントン拍子に進んでいきます。
顧客からすると、いちいち専門家を探す手間が省けるというメリットがあり、税理士事務所からすると、顧客との信頼関係を強固にすることができるので顧問契約を維持できるというメリットがあります。

話がそれていますので戻しますと、今の時代、住宅ローンを借りるのは銀行だけではないということです。

ちなみに銀行が収益を上げる仕組みの一つに【信用創造】というものがあります。
経済学を学んだ方なら聞き覚えがあるかもしれません。
信用創造は、そもそも銀行はどうやって収益を上げているかということを考えると答えに辿りつくことができます。
銀行の収益の柱は3つあります。
① 預り金の利ざや
② 手数料収入
③ 外国為替の売買による収入
簡単に説明しますと、①銀行はお金をお客様や日本銀行にお金を貸して利息を得ております。
②公共機関の料金の自動引き落としや送金手数料等などです。③為替差益を目的としたものです。

信用創造とは、この①の部分を指します。
銀行にはお客様からの預金がありますが、常にその総額が預けた銀行にあるわけではありません。
例えば、支店の預金総額が100億円だとしても、一気に払い出しをすることなんて考えられません。つまり、銀行としてはその何割かを手元に残し、残りはお金を必要としている他の企業に貸し出すことができます。
この銀行が手元に残すお金以外を、貸し出して利息等により預金残高がどんどん増えていく現象を【信用創造】といいます。

ということは・・
今回のヤマダ電機グループの住宅ローン事業への参入はこの銀行の①の部分を奪ってしまう恐れがあるわけです。

銀行からしてみたら、手元の現金(預金)は出来るだけ企業や個人に貸し出ししたい(日本銀行に預けると現在マイナス金利なので利息はつかない)が、その市場が荒らされる訳ですので踏んだり蹴ったりな状態になるということです。

可能性としては、住宅ローンの金利が下がるのではないかとも思いますが、現在住宅ローンの金利はかなり低いですので、これ以上下げると銀行の収益を圧迫することに繋がり金利が反転して上がる可能性もあります。

簡単にいうと、読めないわけです(笑)
とはいえ、現状の金利であれば固定であれ、変動であれ、家の購入を考えている人にとっては良いタイミングだと思います。

ちなみに住宅ローン後、繰上返済を考えている方は11年目に全額返済を行うと住宅ローン控除の恩恵をフルに受けることができます。
全額は無理でも11年目に繰り上げ返済をすると払わなければならない利息をかなり減らすことが出来ます。
1-10年までは支払った源泉所得税が返ってくるので無理に返済しなくてもよいというのが私の考えです。
色々な制度を調べ、自分が損しないようにしっかりと対策を行いましょう。

それでは、今日も1日頑張りましょう!

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